STONE TYPE

「竜山石」たつやまいし
「宝殿石」別名 ほうでんせき

竜山石は白亜紀(約一億年前)の火山活動によって
噴出した火山灰が凝固して出来たもので
流紋質溶結凝灰岩がその学名です。
慶長時代にはすでに、竜山石の名で知られていました。
古代では、大和朝廷時代に石棺として使われていましたが、
宝殿石の起源となった、
石の宝殿は石山の中腹にある約500トンの浮石で、
生石神社に祭られています。
姫路城の石垣土台等の建築構造資材として
大量に使用されていました。
明治・大正・昭和初期には、優れた建築材として盛んに活用されました。
日本帝国ホテル、国会議事堂、皇居吹上御苑等建築物を飾りました。
兵庫県竜山石は、黄・青・赤の3種類があります。

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